オペラの原案作成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/03 00:17 UTC 版)
「オギュスト・マリエット」の記事における「オペラの原案作成」の解説
1870年には、イスマーイール・パシャの依頼を受けて古代エジプトを舞台とした若き男女の悲恋物語の原案を著す。マリエット自身、発掘作業中に発見した一組の男女の遺体にインスピレーションを受けこのストーリーを書いた、とも伝えられる(しかし、ベースとなる物語が他に存在しているとの説もある)。23ページにわたるこの原案は多くの人々の加筆を経て、ジュゼッペ・ヴェルディの大傑作オペラ『アイーダ』として結実、同オペラは1871年にカイロで初演された。マリエットはまたこの初演に考証的見地から協力し、1870年から71年にかけては衣装、舞台装置作成のため訪れていたパリに、折からの普仏戦争により足止めをくらったりもしている。
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