オスターマイヤーによるスコア判定分析
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 06:18 UTC 版)
「ポリティファクト」の記事における「オスターマイヤーによるスコア判定分析」の解説
ミネソタ大学で政治学教授を務めるエリック・オスターマイヤーは、2010年1月から2011年1月にかけてポリティファクトが公表した511本の真偽判定を調査した。「共和党 (191本、50.4%) と民主党 (179本、47.2%) の真偽判定に同等の労力をかけている」との結果だった。しかし民主党と比較し共和党は、"False"または"Pants on Fire"(6段階スコアで下位2つ)の判定を受ける頻度が非常に高かった。下位2つのスコア判定を受けた98本のうち、74本 (76%) は共和党、22本 (22%) は民主党の発言であった。特に最低スコアの"Pants on Fire"は「共和党の23本に対し、民主党はわずか4本であった。象 (共和党のシンボル・アイコン) に狙いを定めた狩りゲームのようだ」とオスターマイヤーは言及した。 オスターマイヤーの調査レポートに対し、ポリティファクトの編集長ビル・アデアが反論を加えた。ミネソタのオンラインニュースサイトMinnPostからのインタビューに対し、アデアは「調査レポートの公表は、ある意味タイムリーと言えるだろう。今週ちょうど民主党サイドからポリティファクトはバイアスがかかっていると非難されたところだった。ビル・オライリーのテレビ番組でインタビューに答えたオバマ大統領の発言を、我々が"False"と判定して腹を立てたのだろう。つまり我々は、共和党・民主党の両サイドからの批判に慣れっこなのさ。我々は報道機関であり、読者のニーズに応じてどの発言の真偽を判定するか選んでいるまでだ」と発言した。
※この「オスターマイヤーによるスコア判定分析」の解説は、「ポリティファクト」の解説の一部です。
「オスターマイヤーによるスコア判定分析」を含む「ポリティファクト」の記事については、「ポリティファクト」の概要を参照ください。
- オスターマイヤーによるスコア判定分析のページへのリンク