エンノギョウジャ

デジタル大辞泉

えん‐の‐ぎょうじゃ〔‐ギヤウジヤ〕【役の行者】

読み方：えんのぎょうじゃ

奈良時代の山岳修行者。修験道の祖。大和国葛城山で修行し、吉野の金峰山(きんぶせん)・大峰山などに霊場を開いた。仏教に通じ、祈祷(きとう)・呪術などをよくしたが、文武天皇のとき、讒言(ざんげん)によって一時伊豆に流された。生没年未詳。役の優婆塞(うばそく)。役の小角(しょうかく・おづの)。神変大菩薩(しんぺんだいぼさつ)。

坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の戯曲。3幕。大正5年（1916）発表。役の行者がさまざまな危機に打ち勝ち、悟りを開く物語。大正15年（1926）3月に築地小劇場で初演。

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

役の行者

読み方：エンノギョウジャ（ｅｎｎｏｇｙｏｕｊａ）

初演 大正15.3(東京・築地小劇場)

役行者

読み方：エンノギョウジャ（ｅｎｎｏｇｙｏｕｊａ）

初演 宝暦1.11(京・中山座)

近代文学作品名辞典

役の行者

読み方：エンノギョウジャ（ｅｎｎｏｇｙｏｕｊａ）

作者 坪内逍遙

初出 大正6年

ジャンル 戯曲

役の行者

読み方：エンノギョウジャ（ｅｎｎｏｇｙｏｕｊａ）

作者 花田清輝

初出 昭和36年

ジャンル 評論