エンタングルメントを用いたプロトコル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 09:14 UTC 版)
「量子鍵配送」の記事における「エンタングルメントを用いたプロトコル」の解説
二つ以上の独立な物体の量子状態は、お互いに結び付けられることによって独立した状態から一つの結合状態となることが出来る。これは量子もつれ(エンタングルメント)と呼ばれ、例えば二つの物体が量子もつれ状態にあるとき、一方の物体を観測することが他方にも影響を及ぼす。仮に量子もつれ状態にある二つの物体がそれぞれ二者のあいだで共有されているとき、第三者がどちらかの物体(状態)を観測したとすると、全体の系も変わってしまうと同時に盗聴者の存在や傍受された情報量などが明らかになる。
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