エルスウェア紀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 17:02 UTC 版)
エルスウェア紀行 | |
---|---|
別名 | ヒナタとアシュリー |
出身地 |
![]() |
ジャンル |
J-POP シティポップ アコースティック |
活動期間 | 2016年[注 1] - |
レーベル |
NIDONE RECORDS Cat Walk Records |
公式サイト | https://elsewhere-kikou.com/ |
メンバー |
安納想(ボーカル、ギター) トヨシ(ドラム、ギター、コーラス) |
エルスウェア紀行(エルスウェアきこう)は、日本の二人組音楽ユニットである。
概要・略歴
2016年2月、シンガーソングライターとして活動していたヒナタミユが中心になり、トヨシとともにヒナタとアシュリーを結成[1]。2020年8月、ユニット名をエルスウェア紀行に改名し[2]、同年9月にシングル「スローアウェイ」、同年12月にエルスウェア紀行初のアルバム「エルスウェア紀行」をリリースする[3] [注 2]。その後もシングルを発表し続け、2024年10月、2ndアルバム「ひかりを編む駐車場」をリリースし[4]、11月にかけて二人の出身地である栃木を皮切りに[5]、大阪、名古屋、東京の4都市でエルスウェア紀行初のツアーとなる「2nd album ひかりを編む駐車場 -release acoustic tour-」を開催した[6]。
ユニットの特徴
メンバーそれぞれがブラックミュージック、歌謡曲、ジャズ、プログレ、ロック等から影響を受けた[要出典]、音数の多いバンド曲や、アコースティックギターと歌のみの楽曲など幅広いジャンルの楽曲を発表している。特にトヨシによってアレンジされたシティポップは「魔改造シティポップ」と呼ばれる近年のエルスウェア紀行の代名詞的存在である[7]。二人編成ではトヨシはギターを弾きながら足でドラムを叩く通称「足ドラム」でギター、ドラムを担当しており、ボーカルのヒナタミユもギターを担当する[8]。メンバー二人のみで行われるライブではアコースティックギターが中心だが、エレキギターやガットギターの楽曲もある。KIRINJIのベースも務めた千ヶ崎学、大森靖子のアレンジャーやサポートピアノも務めるsugarbeans、あいみょんでのギターサポートも行うqurorawaなどのゲストを迎えたバンドライブを行う場合もある[9]。
ディスコグラフィ
配信限定シングル
発売日 | 楽曲 | 規格品番 | |
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ヒナタとアシュリー | |||
1st | 2018年10月24日 | うつくしい人[10] | |
2nd | 2019年10月18日 | 世界にきづいて[11] | |
エルスウェア紀行 | |||
1st | 2020年9月11日 | スローアウェイ | ELWR-DIGI-001 |
2nd | 2020年10月23日 | キリミ | ELWR-DIGI-002 |
3rd | 2021年5月5日 | 普通の毎日 | ELWR-DIGI-003 |
4th | 2021年10月27日 | 少し泣く | ELWR-DIGI-004 |
5th | 2021年11月24日 | ひかりの国 | ELWR-DIGI-005 |
6th | 2022年7月20日 | ムーンドライバー | ELWR-DIGI-006 |
7th | 2022年11月16日 | 鬱夢くたしかな食感 | ELWR-DIGI-007 |
8th | 2023年5月17日 | 無添加 | ELWR-DIGI-008 |
9th | 2023年8月30日 | あなたを踊らせたい | ELWR-DIGI-009 |
10th | 2024年1月31日 | イマジン | ELWR-DIGI-010 |
11th | 2024年4月24日 | 素直 | ELWR-DIGI-011 |
12th | 2024年8月14日 | ロマンチックサーモス | ELWR-DIGI-012 |
13th | 2024年10月2日 | 冷凍ビジョン | ELWR-DIGI-013 |
EP
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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ヒナタとアシュリー | |||||
NIDONE RECORDS | |||||
1st | 2017年10月1日 | longing E.P. | 全3曲+ボーナストラック
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M.4はOTOTOY独占ボーナストラック[1] |
アルバム
ミニアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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ヒナタとアシュリー | |||||
NIDONE RECORDS | |||||
1st | 2019年2月20日 | まなざしはブルー | TPCD-1001 | 全6曲
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フルアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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ヒナタとアシュリー | |||||
NIDONE RECORDS | |||||
1st | 2017年3月22日 | ベッドサイドリップ | HTA-0001 | 全11曲
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エルスウェア紀行 | |||||
Cat Walk Records | |||||
1st | 2020年12月9日 | エルスウェア紀行 | ELWR-001 | 全9曲
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2nd | 2024年10月23日 | ひかりを編む駐車場 | ELWR-002 | 全12曲
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タイアップ一覧
使用年 | 曲名 | タイアップ |
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ヒナタとアシュリー | ||
2018年 | 朝のにおい | TOKYO MXドラマ『#(ハッシュタグ)』エンディング主題歌[12] |
東京ブラフ | 映画『東京ブラフ』主題歌[13] | |
longing | 映画『東京ブラフ』挿入歌[13] | |
エルスウェア紀行 | ||
2022年 | 鬱夢くたしかな食感 | 全国音楽情報TV『MUSIC B.B.』12月度オープニングテーマ[14] |
2023年 | TBS『よるのブランチ』1・2月度エンディングテーマ[15] | |
全国音楽情報TV『MUSIC B.B.』2月度エンディングテーマ[16] | ||
2024年 | イマジン | テレビ神奈川(tvk)『関内デビル』1月度エンディングテーマ[17] |
脚注
注釈
出典
- ^ a b “ヒナタとアシュリー、ボーナストラック付きEP『longing E.P.』配信開始&インタヴュー掲載”. OTOTOY (2017年10月1日). 2025年3月14日閲覧。
- ^ ““ヒナタとアシュリー”が「エルスウェア紀行」へと改名し始動”. OTOTOY (2020年8月26日). 2025年3月14日閲覧。
- ^ “ヒナタミユとトヨシを中心に結成、エルスウェア紀行が1stフルアルバム発売”. 音楽ナタリー. 2024年11月29日閲覧。
- ^ “エルスウェア紀行、2ndアルバム「ひかりを編む駐車場」本日リリース”. 音楽ナタリー. 2024年11月29日閲覧。
- ^ “エルスウェア紀行、“魔改造シティポップ”の最新楽曲「冷凍ビジョン」リリース”. CDジャーナル. 2024年11月29日閲覧。
- ^ “エルスウェア紀行が初ツアーで見せた、優しく歪な音の世界「私たちはずっと音楽を続けていきます」”. 音楽ナタリー. 2024年11月29日閲覧。
- ^ “エルスウェア紀行、オーディエンスをどこでもない場所へと導く一夜の旅。単独公演「幌をあげる」ライブレポート”. SENSA. 2024年11月29日閲覧。
- ^ “栃木県出身のヒナタとアシュリー、“足ドラム”をフィーチャーした最新ライブ映像公開”. Billboard JAPAN. 2024年11月29日閲覧。
- ^ “エルスウェア紀行のワンマンライブに千ヶ崎学、sugarbeans、クロサワ”. 音楽ナタリー. 2024年11月29日閲覧。
- ^ “ヒナタとアシュリー、配信限定シングル「うつくしい人」リリース”. BARKS (2018年10月24日). 2025年3月14日閲覧。
- ^ “ヒナタとアシュリー、「世界にきづいて」を配信開始”. THE MAGAZINE (2019年10月18日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ 「栃木県宇都宮を中心に活躍する音楽ユニット「ヒナタとアシュリー」 ミニアルバム「まなざしはブルー」発売、ワンマンライブも開催決定!」(プレスリリース)、株式会社TWIN PLANET、2019年1月15日。2025年3月16日閲覧。
- ^ a b “ヒナタとアシュリー、映画『東京ブラフ』を7月28日に、主題歌を7月25日に配信開始”. BARKS (2018年7月13日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “12月5日(月)〜12月30日(金) 全国音楽情報TV「MUSIC B.B.」OPテーマ決定”. エルスウェア紀行 OFFICIAL SITE (2022年12月5日). 2025年3月9日閲覧。
- ^ “TBS「よるのブランチ」1月・2月EDテーマに「鬱夢くたしかな食感」が決定”. エルスウェア紀行 OFFICIAL SITE (2023年1月6日). 2025年3月9日閲覧。
- ^ “2月6日(月)〜3月5日(日) 全国音楽情報TV「MUSIC B.B.」EDテーマ決定”. エルスウェア紀行 OFFICIAL SITE (2023年2月6日). 2025年3月9日閲覧。
- ^ “tvk「関内デビル」 1月度エンディングテーマに決定!!”. エルスウェア紀行 OFFICIAL SITE (2023年12月25日). 2025年3月9日閲覧。
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