エゾイチゲとは? わかりやすく解説

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蝦夷一花

読み方:エゾイチゲ(ezoichige)

キンポウゲ科多年草高山植物


蝦夷一花

読み方:エゾイチゲ(ezoichige)

キンポウゲ科多年草高山植物

学名 Anemone soyensis


ヒロバヒメイチゲ

(エゾイチゲ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 21:07 UTC 版)

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ヒロバヒメイチゲ
山形県月山 2014年7月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : モクレン亜綱 Magnoliidae
: キンポウゲ目 Ranunculales
: キンポウゲ科 Ranunculaceae
: イチリンソウ属 Anemone
: ヒロバヒメイチゲ A. soyensis
学名
Anemone soyensis H.Boissieu[1]
シノニム
  • Anemone yezoensis Koidz. [2]
和名
ヒロバヒメイチゲ

ヒロバヒメイチゲ(広葉姫一花、広葉姫一華、学名:Anemone soyensis)は、キンポウゲ科イチリンソウ属多年草。別名、エゾイチゲヒロハヒメイチゲ[1]

特徴

根茎は地中を細長く横に這い、太くふくらむことはない。根出葉は1回3出複葉で、葉柄がある。につくは3枚が輪生する。葉は長さ1-2cmの柄をもち、3全裂し、裂片の幅はよく似るヒメイチゲより幅広く、頂小葉は長さ2-4.5cm、幅0.8-2cmの卵状長楕円形になり、小葉の上部に大型の鋸歯がある[3][4]

花期は5-7月。花茎の高さは8-18cmになり、直径1.5-2cmの花弁状の萼片を持つを1個つける。萼片は楕円形、白色で5-7枚。花弁はない。花柄に白色の軟毛が密に生える。果実は長さ2mmになる痩果で短毛が密に生える[3][4]

分布と生育環境

サハリン、北海道[3][4]、本州の月山[5]に分布し、山地帯から高山帯の草地、林縁、明るい林内などに生育する[3][4][5]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b ヒロバヒメイチゲ,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  2. ^ ヒロバヒメイチゲ,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  3. ^ a b c d 『日本の野生植物 草本II離弁花類』p.70
  4. ^ a b c d 『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』p.451
  5. ^ a b 『高山に咲く花 山溪ハンディ図鑑8』p.315

参考文献



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