ウルティマ・アルティマ論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/26 05:31 UTC 版)
「ログイン (雑誌)」の記事における「ウルティマ・アルティマ論争」の解説
海外産コンピュータRPG『Ultima』を日本語表記するにあたって、「ウルティマ」とすべきか「アルティマ」とすべきかの論争。 本来'ultima'の英語発音は「アルティマ」である(少なくともそれに非常に近い)が、制作者のリチャード・ギャリオット自身はラテン語の'ultima'をイメージしてラテン語風に「ウルティマ」と発音していた。担当編集者金井哲夫はリチャード・ギャリオットのインタビューで聞いた発音を元に「ウルティマ」と表記したが、この経緯を知らない読者や他誌からは誤謬であると非難され、経緯の説明がなされた後も論争は沈静化しなかった。 1987年の株式会社ポニーによる日本語版ウルティマ『ウルティマIV』の発売にあたって、リチャード・ギャリオット本人と制作会社であるオリジン社からポニーへ「ウルティマ」を正しい発音とする進言があり、これをもって論争の決着とされた。以後発売された日本語版は全て「ウルティマ」で統一されている。
※この「ウルティマ・アルティマ論争」の解説は、「ログイン (雑誌)」の解説の一部です。
「ウルティマ・アルティマ論争」を含む「ログイン (雑誌)」の記事については、「ログイン (雑誌)」の概要を参照ください。
- ウルティマアルティマ論争のページへのリンク