ウノプロストンとは? わかりやすく解説

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ウノプロストン

分子式C22H38O5
その他の名称ウノプロストン、Unoprostone、[Z,(+)]-7-[(1R,2R,3R,5S)-3,5-Dihydroxy-2-(3-oxodecyl)cyclopentyl]-5-heptenoic acid
体系名:[Z,(+)]-7-[(1R,2R,3R,5S)-3,5-ジヒドロキシ-2-(3-オキソデシル)シクロペンチル]-5-ヘプテン酸


ウノプロストン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 07:02 UTC 版)

ウノプロストン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
販売名 レスキュラ(Rescula)
Drugs.com Micromedex Detailed Consumer Information
胎児危険度分類
  • US: C
法的規制
  • JP: 販売中
  • US: 販売中止
投与経路 点眼
薬物動態データ
半減期 14 分
排泄 腎臓
識別
CAS番号
120373-36-6  120373-24-2 (イソプロピルエステル)
ATCコード S01EE02 (WHO)
PubChem CID: 5311236
DrugBank DB06826 
ChemSpider 4470755 
UNII 6X4F561V3W 
KEGG D08661  
ChEMBL CHEMBL1201407 
化学的データ
化学式 C22H38O5
分子量 382.534 g/mol
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ウノプロストン (Unoprostone)はプロスタグランジンFアナログで、そのイソプロピルエステルであるイソプロピルウノプロストンは眼科領域で緑内障の進展阻止および高眼圧症の管理に用いられる。先発薬はSucampo Pharmaceuticals(日本では参天製薬)からレスキュラ(Rescula)という名称で上市されていたが、米国では販売中止となった[1]

効能・効果

緑内障、高眼圧症

用法・用量

1回1滴を1日2回点眼する。

作用

主経路(線維柱帯流出路)または副経路(ぶどう膜強膜流出路)からの房水流出を促進し、眼圧下降作用を示す。

副作用

プロスタグランジンアナログに共通の副作用として、虹彩やまぶたへの色素沈着や睫毛が濃くなる(眼瞼部多毛)などがある。

その他、頻度不明であるが結膜の充血や浮腫、角膜炎、虹彩炎、頭痛や鼻閉、悪心、嘔吐などがみられることがある[2]

出典



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