ウナギの毒素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 14:36 UTC 版)
ウナギやアナゴの血清にはタンパク質性の毒素が含まれており、口に入ると下痢や吐き気などの中毒症状を、目に入ると結膜炎を引き起こす。また、傷口に入ると炎症を起こす。大量に食べると死亡することもあるが、タンパク質であるため、60℃、5分の加熱で失活する。ウナギを刺身では食べず、もっぱら蒲焼の形で食されるのは、このためである。 なお、ウナギの皮膚の粘膜にも毒素が含まれているが、これとはまったく別の種類の毒である。
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