ウォーマシン誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 06:03 UTC 版)
「ウォーマシン (マーベル・コミック)」の記事における「ウォーマシン誕生」の解説
“マスターズ・オブ・サイレンス”に敗れて命を落としたスタークによって、新たに設計開発された重装備バージョンのアイアンマン・アーマーである“モデル11”と、スターク社CEOの座を継承したローズは、アイアンマンとして再びアーマーを装着し、リビング・レーザー、スパイマスター、ブラックラッシュ、アブナー・ジェンキンス/ビートルなどの脅威と戦った。 しかし、スタークが生きていたことが明らかになると、ローズはスターク社を辞職し、2人の友情は崩壊した。ローズを殺すようにプログラムされたバトルドロイドに対してアイアンマンとチームを組んだ後、スタークはローズがモデル11を保有することを望み、それを受けてローズは最終的にアーマーを保有し、後に“ウォーマシン”の名前を採用した。ウルティモが暴れ回った際にローズは、ハッピー・ホーガン、ベサニー・ケイブ、エディ・マーチ、カイル・ウォーカー、マイケル・オブライエンの5人にもさまざまなアイアンマンのアーマーを装着させ、“アイアン・レギオン”を結成し、ウルティモを倒した。ローズはウォーマシンとしてウェスト・コースト・アベンジャーズに再び加わり、チームに仕えた。 『ウォーマシン』シリーズの冒頭でローズは、アフリカの国“イマヤ”の活動家であるヴィンセント・セテワヨから、“ワールド・ウォッチ”の常務取締役の地位を提供されたが拒否した。セテワヨが独裁者のエダ・アルル大統領が率いるイマヤン軍に拉致されると、ローズはセテワヨ救出のためにウォーマシンとしてイマヤに向かい、マイケル・コリンズ/デスロックや、バトシェバ・“シェバ”・ジョセフ少佐率いる部隊と共にイマヤを解放するための戦いに参戦した。ローズは戦いを首尾よく導いたが、セテワヨ殺害を防ぐことができなかった。このことに動揺したものの、戦う価値のあるものを見つけたローズは、ワールド・ウォッチの常務取締役に就任し、シェバを雇った。 『Hands of the Mandarin』のクロスオーバーで、スタークはイマヤでのウォーマシンの行動を承認せず、ローズへスターク社に戻ってアーマーを放棄するよう要求した。その結果、ローズとスタークは交戦してしまい、ケイブに制止された。ローズとスタークがマンダリンに捕らわれると、“フォース・ワークス”のセンチュリーに救出され、この一件でローズとスタークは和解し、フォース・ワークスと協力して、マンダリンらの“ハート・オブ・ダークネス”による征服計画を阻止した。これによりローズは、スタークからアップグレードされたウォーマシン・アーマーを提供され、以降もウォーマシンとしてスタークやフォース・ワークスと共闘することもあった。
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