イード・アル=ガディール
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「ガディール・フンムの出来事」の記事における「イード・アル=ガディール」の解説
シーア派のムスリムは、預言者ムハンマドがアリーを後継者と指名した日であるズルハッジャ月18日を、イード・アル=ガディール(Eid al-Ghadir)として祝う。 断食、グスル(沐浴)、ドゥアー・ヌドバ の暗誦、信者への食事の提供は、現在まで、この日に推奨される習慣の1つである。 イラクのシーア派は、この日をカルバラーへの巡礼によって祝う 。イランではアブー・バクル、ウマル、ウスマーンを象徴する蜂蜜を詰めたペイストリーを作り、ナイフで刺したりするが、このような慣習は後にイランの宗教指導者によって否定されている。 また、次のような国でも祝日とされる:インド 、 アゼルバイジャン 、イエメン 、 アフガニスタン 、 レバノン 、 バーレーン、シリア 。 シーア派ムスリムは、欧州、アメリカ、英国、ドイツ、フランスでも、イード・アル=ガディールを祝っている 。
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