インド人のノーベル賞受賞者とは? わかりやすく解説

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インド人のノーベル賞受賞者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/13 06:33 UTC 版)

インド人のノーベル賞受賞者(インドじんのノーベルしょうじゅしょうしゃ)では、インドの国籍を有する受賞者や、前身の国家で生まれた受賞者、および外国籍のインド人の受賞者について扱う。

インド人の受賞者

英領インド帝国国籍の受賞者

受賞年 受賞者 受賞部門 受賞理由 脚注
1913 ラビンドラナート・タゴール 文学賞 西洋文学の一角をなす英語で思考し表現された、至極の技巧による彼の深く敏感な、鮮やかで美しい韻文に対して [1]
1930 チャンドラセカール・ラマン 物理学賞 光散乱に関する研究とラマン効果の発見 [2]

インド共和国国籍の受賞者

受賞年 受賞者 受賞部門 受賞理由 脚注
1979 マザー・テレサ 平和賞 長期間にわたる献身的な働きにより、苦しみのなかにいる人々に安息をもたらしたこと [3]
1998 アマルティア・セン 経済学賞 厚生経済学への貢献 [4]
2014 カイラシュ・サティーアーティ 平和賞 児童と青年に対する抑圧に対する戦いとすべての児童のための教育への権利への貢献を称えて [5]

外国籍のインド人受賞者

受賞年 受賞者 国籍 受賞部門 受賞理由 脚注
1968 ハー・ゴビンド・コラナ アメリカ合衆国 生理学・医学賞 遺伝情報の解読とそのタンパク質合成への役割の解明 [6]
1983 スブラマニアン・チャンドラセカール アメリカ合衆国 物理学賞 星の構造と進化において重要な物理過程の理論的研究 [7]
2009 ヴェンカトラマン・ラマクリシュナン アメリカ合衆国
イギリス
化学賞 リボソームの構造と機能の研究 [8]
2019 アビジット・V・バナジー アメリカ合衆国 経済学賞 世界の貧困を改善するための実験的アプローチに関する功績 [9]

インド生まれ・外国人の受賞者

受賞年 受賞者 国籍 受賞部門 受賞理由 脚注
1902 ロナルド・ロス イギリス 生理学・医学賞 マラリアに関する研究 [10]
1907 ラドヤード・キップリング イギリス 文学賞 この世界的に有名な作家の創作を特徴づける、観察力、想像力の独創性、発想の意欲と、叙情の非凡な才能に対して [11]
1989 ダライ・ラマ14世 インド
チベット出身)
平和賞 非暴力によるチベット解放闘争と、チベットの歴史と文化遺産の保存のための、寛容と相互尊重に基づく平和的解決の提唱 [12]

参照

[脚注の使い方]
  1. ^ Rabindranath Tagore”. Nobel Foundation. 2017年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
  2. ^ C V Raman”. Nobel Foundation. 2015年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
  3. ^ Mother Teresa Agnes”. Nobel Foundation. 2017年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
  4. ^ Amartya Sen”. Nobel Foundation. 2018年11月14日閲覧。
  5. ^ The Nobel Peace Prize 2014”. Nobel Foundation. 2017年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
  6. ^ H. Gobind Khorana”. Nobel Foundation. 2017年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
  7. ^ Subramanyan Chandrasekhar”. Nobel Foundation. 2017年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
  8. ^ The Nobel Prize in Chemistry 2009” (英語). NobelPrize.org. 2020年5月23日閲覧。
  9. ^ The Sveriges Riksbank Prize in Economic Sciences in Memory of Alfred Nobel 2019” (英語). NobelPrize.org. 2019年10月14日閲覧。
  10. ^ Ronald Ross”. Nobel Foundation. 2017年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
  11. ^ Rudyard Kipling”. Nobel Foundation. 2017年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
  12. ^ Dalai Lama 14th”. Nobel Foundation. 2015年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月8日閲覧。



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