イロフとは? わかりやすく解説

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いろ・う〔いろふ〕【弄ふ/×綺ふ】

読み方:いろう

[動ハ四]

かかわり合う関与する

例の忍ぶる道はいつとなく—・ひつかうまつる人なれば」〈源・松風

口出しする干渉する

「いふかひなき者の秀(ひい)でて、—・ふまじき事に—・ひ」〈平家・二〉

言い争う。さからう。

武藤太も、酒なくてはいかで情を引くことあらん、と思ひ深くも—・はず」〈読・弓張月・前〉

手で触れる。さわる。いじる。→弄(いら)う

「頭を—・うてみる」〈虎明狂・


いろ・う〔いろふ〕【色ふ/彩ふ/艶ふ】

読み方:いろう

【一】[動ハ四]

美しいろどりをしている。映える

いかばかり思ひおくとも見えざりし露に—・へる撫子(なでしこ)の花」〈和泉式部集・下〉

色が美しく交じる

「かざしの花の色々は秋の草異なるけぢめ分かれで、何事にも目のみ紛ひ—・ふ」〈源・若菜下

【二】[動ハ下二

美しくいろどる

大領(おほくび)端袖(はたそで)—・へたる直垂(ひたたれ)に」〈平家一一

金や宝石などをちりばめて飾る。

くさぐさのうるはしき瑠璃を—・へて作れり」〈竹取〉

文章などを飾る。潤色する。

「詞を—・へて云ふ程に綺語と云ふぞ」〈四河入海一九




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