イレブンナインとは? わかりやすく解説

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イレブン‐ナイン【eleven nines】

読み方:いれぶんないん

99.999999999パーセント、または、0.99999999999と、9が11個並ぶくらい高精度または高純度であること。


イレブン・ナイン

別名:99.999999999%
【英】eleven nines

イレブン・ナインとは、半導体結晶純度を示す値で、99.999999999%という限りなく100%に近い純度精製され結晶のことである。9が11個並ぶためにイレブン・ナインと呼ばれている。

トランジスタダイオードなどの回路は、シリコンなどの半導体物質材料としているが、イレブン・ナインのように極めて純度の高い半導体はほとんど電気通さないこのような純度半導体真性半導体呼ばれる半導体技術技術では真性半導体微量不純物混入させることで、最適な伝導率をもった半導体製造実現している。

なお、イレブン・ナインに次ぐ純度レベルとして、9が10並んだ99.99999999%の高純度精製され半導体テン・ナイン呼ばれている。

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半導体製造技術:  圧電素子  イレブン・ナイン  CMOS  半導体  ヒートスプレッダ  表面実装  表面実装技術

イレブンナイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/18 05:05 UTC 版)

イレブンナイン(eleven nine)は、物質純度が99.999999999%であることを指す。"9"が11個も並ぶことからこのように呼ばれる。集積回路(IC)などの半導体素子の製造には99.999999999%という超高純度の半導体材料が必要とされる。これは現在集積回路や太陽光電池にも使用されている。これほどの高純度になると半導体としてよく知られるシリコンでも電気をほとんど通さなくなる。また、もイレブンナインにまで純度を高めるとさびにくくなる。




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