イラク便り
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奥は、2003年4月より死の2日前まで、「イラク便り」を71回(4月23日 - 11月27日)外務省ホームページにて公開していた。 この中で奥はテロリズムに対し「自らの主張を満足させるために、他人の犠牲をいとわないという卑劣きわまる考え方に基づく行動だ」「暴力に訴える者は理由が何であれ、結局、支持を得ることができない」と批判を行っていた。 8月22日と24日のイラク便りは、8月19日の国連事務所(バグダッド北東部のカナール・ホテル)が自爆テロの襲撃を受け、デ・メロ国連事務総長特別代表、クリス・ビークマンUNICEF次席代表を始め、多数の国連関係者が犠牲になった事件関連にふれている。 2004年1月、この「イラク便り」は本として出版され、印税は遺族の意向によりイラク復興支援事業に寄付された。
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