イチゴの栽培への貢献
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 21:15 UTC 版)
福羽逸人は日本におけるイチゴ栽培への貢献で知られている。西洋イチゴの日本での栽培は輸入した苗が輸送中にかれるなどなかなか成功しなかった。福羽はフランスのヴィルモラン商会から取り寄せたジェネラル・シャンジー種の種子を新宿御苑で実生させ、苗の中に大きな果実がつくものを選び、1899年に「福羽」という新品種として発表した。新宿御苑は皇室のための栽培園のため、一般に栽培の許可がされたのは1919年からとなったが、「福羽」から改良されたイチゴの品種には、1980年代後半から1990年はじめに、作付け面積の50%近くを占めた品種「女峰」などがある。
※この「イチゴの栽培への貢献」の解説は、「福羽逸人」の解説の一部です。
「イチゴの栽培への貢献」を含む「福羽逸人」の記事については、「福羽逸人」の概要を参照ください。
- イチゴの栽培への貢献のページへのリンク