イスラム過激組織の支配下に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:39 UTC 版)
「バイドア」の記事における「イスラム過激組織の支配下に」の解説
2006年初頭から、イスラム過激団体「イスラム法廷会議」が急速に力を伸ばし、ソマリア南部の大半を占拠する。12月20日にはバイドア南東25キロメートルの地点まで迫るが、暫定連邦政府は隣国エチオピアに援軍を要請し、エチオピア国防軍が12月22日に公式にソマリアに侵入した(それまでにも非公式に侵入していたと言われる)。エチオピア軍はまたたくまにイスラム法廷会議を駆逐し、12月28日にはソマリアの旧首都モガディシュも奪還した。その間に、暫定連邦政府は支配地域の守りを固めた。2007年1月8日、暫定連邦政府大統領のアブドゥラヒ・ユスフは首都をバイドアからモガディシュに戻した。 2008年、ソマリア南部で別のイスラム過激団体『アル・シャバブ』が勢力を広げ、2008年末にはバイドアも支配下に入れた。2011年7月、国際連合児童基金(ユニセフ)がアル・シャバブ支配下のバイドアに支援物資を空輸している。
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