アーメラント島とは? わかりやすく解説

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アーメラント‐とう〔‐タウ〕【アーメラント島】

読み方:あーめらんととう

Amelandオランダ北部西フリージア諸島東部の島。北部砂丘広がり南部では牧畜業が行われる。観光保養地としても知られる行政中心地バルム本土航路結ばれるネスオランダ東インド会社寄港地だったホルムなどの町がある。


アーメラント

(アーメラント島 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/19 13:34 UTC 版)

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アーメラント
Gemeente Ameland

衛星写真
基礎自治体 基礎自治体
位置
座標 : 北緯53度26分29秒 東経5度41分14秒 / 北緯53.441458度 東経5.687335度 / 53.441458; 5.687335
行政
オランダ
 州 フリースラント州
 基礎自治体 アーメラント
地理
面積  
  基礎自治体 268.5 km2
    陸上   60.02 km2
    水面   208.48 km2
人口
人口 (2008年現在)
  基礎自治体 3,483人
    人口密度   58人/km2
その他
等時帯 CET (UTC+1)
夏時間 CEST (UTC+2)
市外局番 0519
公式ウェブサイト : http://www.ameland.nl/

アーメラントオランダ語: Ameland [ˈaːməlɑnt] ( 音声ファイル)フリジア語It Amelân)とはオランダフリースラント州にある基礎自治体ヘメーンテ)。オランダ北部のワッデン海北海の間に連なる西フリースラント諸島(ワッデン諸島)のアーメラント島にある。

島のほとんどが砂丘からなっており、主要産業は観光業である。

歴史

島の古名アンブラ(Ambla)が最初に登場するのは8世紀である。フリース人族長Ritske Jelmeraが自由領主支配(vrijheerschap)を1424年に宣言するまで、ホラント伯朝貢していた。

ホラント伯に朝貢していた時期を含め、フリースラント国と神聖ローマ帝国からも半ば独立した自由領主支配の地位は、領主一族のカミンガ家(Cammingha)が1708年に断絶するまで続いた。その後、フリースラント州総督のオラニエ公が領主となり、1813年のオランダ独立時に、島はオランダに編入された。オランダ歴代国王は、現在までVrijheer van Amelandの称号を保持している。

1940年、ドイツ軍が島に渡り、1時間弱で島はドイツ軍に完全に掌握された。連合国がアーメラントを侵略しないようにするため、限られた軍事配備がされた。ナチス・ドイツが降伏した後一ヶ月、島のドイツ軍は1945年6月2日まで降伏しなかった。

地区

アーメラント基礎自治体には次の地区がある。

  • バルム(Ballum):基礎自治体の本庁舎所在地区
  • ブレン(Buren
  • ホルム(Hollum
  • ネス(Nes):港がある

交通

ネス港(Veer Nes Ameland)とドンヘラデールのホルウェート港(Veer Holwerd)の間を、1日5便のフェリーが運航されている。所要時間は45分。

空港

アーメラント空港に旅客便は就航していない。

バス

島内に3路線のバスが運行されている。

  • 130系統:港 - ネス - バルム - ホルム:1時間に1本
  • 131系統:港 - ネス - ネス・ストランド:夏期のみフェリーの時間とあわせて運行
  • 132系統:港 - ネス - ブレン:1時間に1本

港とネスの間は、フェリーが運航される時間のみ運行される。

脚注

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注釈

出典

関連項目

外部リンク

座標: 北緯53度26分29秒 東経5度41分14秒 / 北緯53.441458度 東経5.687335度 / 53.441458; 5.687335



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