アーマド・エルリッチとは? わかりやすく解説

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アーマド・エルリッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/02 15:44 UTC 版)

アーマド・エルリッチ
名前
ラテン文字 Ahmad Elrich
基本情報
国籍 オーストラリア
レバノン
生年月日 (1981-05-30) 1981年5月30日(41歳)
出身地 シドニー
身長 183cm
選手情報
在籍チーム 引退
ポジション FW (WG)
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1999
1999-2004
2004
2005-2007
2006
2007-2008
2008-2010
パラマッタ・イーグルス
パラマッタ・パワー
釜山アイパーク
フラム
リン・オスロ (loan)
ウェリントン・フェニックス
セントラルコースト・マリナーズ
9 0(0)
119 (19)
10 0(1)
6 0(0)
6 0(1)
13 0(1)
15 0(1)
代表歴
2001
2004
2004-2006
 オーストラリア U-20
 オーストラリア U-23
オーストラリア
17 0(2)
9 0(6)
17 0(5)
1. 国内リーグ戦に限る。2012年12月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

アーマド・エルリッチ(Ahmad Elrich, 1981年5月30日- )は、オーストラリアシドニー出身の元同国代表の元サッカー選手

経歴

家のすぐ西にある、地元のパラマッタ・イーグルス(現パラマッタFC英語版)でキャリア始め、当時は建設現場で大工として働きながらプレーをしていた[1]

イーグルスでの最初のシーズン終了後に自身のルーツであるレバノンへ渡たった際にベイルートネジュメSC英語版からオファーがあったが、それを断りオーストラリアに戻り、NSLパラマッタ・パワー英語版と契約を交わした[1]。加入後すぐにWGとしてレギュラーの座を掴むと、リーグでも有数のアシスト選手の1人として活躍し、2003-04シーズンの決勝で22アシスト目を記録。チームは優勝を逃したものの、その活躍からジョー・マーストン・メダル英語版を受賞した。クラブと良好な関係が続くと思われたが、チームは財政難により解散、さらにNSLが終息することもあり国外でプレーする機会を探すこととなり、韓国釜山アイパークと契約。しかし、契約上のいざこざから5ヶ月間プレー出来ない状態が続いたため、イングランドへプレーする場を移すことになった[2][3]。この際、フラムFCの打診に釜山が応じなかったためにチームを無断離脱、さらにFIFAへの提訴も辞さない姿勢をとった[4]

フラム

2005年夏、フラムと3年契約を締結。2006年4月から5月までの期間、FCリン・オスロへ貸し出された[3]

フラムでは、リヴァプールFC戦でリーグデビューをしたが、膝の怪我もあり[5]トップチームでの出場機会は少なく、2007-08シーズンになると背番号を与えられず、2007年9月4日に退団した[6]

オーストラリア復帰

セントラルコースト・マリナーズでプレーするエルリッチ

2007年9月21日、Aリーグに参戦するニュージーランドウェリントン・フェニックスFCにマーキープレーヤー(サラリーキャップ制限を受けない選手)として加入[7]。10月21日、最初のホームゲームとなるセントラルコースト・マリナーズ戦で初ゴールを記録し、エルリッチは自身のキャリアの中でベストゴールと語った。2007-08シーズンが終わると、古巣のパラマッタ・パワーから関心を寄せられたが、セントラルコースト・マリナーズに移籍。しかし、出場は限られたものとなり、2009-10シーズン終了に伴い放出された[8]

代表

U-23時代にアテネオリンピックに出場。2006 FIFAワールドカップは、フラムで出場機会が少なかったために落選した。2006年9月6日、AFCアジアカップ2007 (予選)クウェート戦でキャリアに影響するほどの深刻な膝の怪我を負った。

プライベート

レバノン人の家系に生まれ[1]、弟のタレク・エルリッチもサッカー選手[9][10]

エピソード

2011年5月25日、銃と麻薬所持の容疑で逮捕された[11][12]。怪我の連続で既に遠のいていた復帰の機会は、これでさらに遠のいた。

所属クラブ

FCリン・オスロ (loan) 2006

タイトル

代表

OFCネイションズカップ : 2004

個人

ジョー・マーストン・メダル英語版 : 2003-2004

脚注

外部リンク




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