アントン・シルアノフとは? わかりやすく解説

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アントン・シルアノフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 04:19 UTC 版)

アントン・シルアノフ
Антон Германович Силуанов
公式肖像写真
生年月日 (1963-04-12) 1963年4月12日(62歳)
出生地 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 モスクワ
出身校 モスクワ財政大学
前職 ロシア連邦財務大臣代行
財務次官
現職 ロシア連邦財務大臣
所属政党 統一ロシア
称号 経済学博士候補
4等メリット勲章

ロシア連邦
第一副首相
内閣 第2次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣
在任期間 2018年5月18日 - 2020年1月21日
大統領 ウラジーミル・プーチン

ロシア連邦
第12代財務大臣
内閣 第2次ウラジーミル・プーチン内閣
第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣
第2次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣
ミハイル・ミシュスティン内閣
在任期間 2011年12月16日 - 現職
大統領 ドミートリー・メドヴェージェフ
ウラジーミル・プーチン
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アントン・ゲルマノヴィチ・シルアノフロシア語: Анто́н Ге́рманович Силуа́нов、ラテン文字転写の例:Anton Germanovich Siluanov、1963年4月12日 - )は、ロシア連邦の政治家、財務官僚、エコノミスト。現在はウラジーミル・プーチン政権で第12代ロシア連邦財務大臣を務める。

経歴・概要

1963年4月12日にソビエト連邦ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国モスクワに誕生する。1985年にモスクワ財政大学(現在のロシア連邦政府付属財政アカデミー)を卒業し、財政・融資の学位を取得する。

1985年8月から1987年3月までロシア連邦共和国大蔵省エコノミスト・上級エコノミストを歴任する。1987年3月から1989年4月まで兵役に就く。1989年5月から1992年1月までロシア連邦共和国大蔵省上級エコノミスト・1級エコノミスト・指導エコノミスト・局次長・ロシア連邦大蔵省コンサルタントを歴任する。1992年2月にロシア連邦経済・財政省次官。同年2月から1997年10月まで同省予算局次長。経済・財政省が財務省と経済省に分離後はロシア連邦財務省に移り、予算局次長級ポストを歴任する。1997年10月から2003年7月まで財務省マクロ経済政策・銀行業局長。2001年3月22日から財務省幹部会メンバー。2003年7月に財務次官・2004年5月に財務省銀行間関係庁長官・2005年12月に財務次官を務めた。

2011年9月27日にロシア連邦財務相代行に任命される[1]。 同年12月16日に第12代ロシア連邦財務大臣に正式に就任した。ロシア連邦安全保障会議議員・与党統一ロシア最高会議メンバーにも選出された。

2011年に4等メリット勲章を受章している[2]

2012年5月21日に第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣の財務大臣に再任された。2013年1月からロシア連邦政府付属財政大学財政・経済学部長となり、続く2018年発足の第2次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣でもロシア連邦財務大臣に留任した他、ロシア連邦第一副首相を兼任することとなった。2020年1月21日にドミートリー・メドヴェージェフ首相の退任に伴い、シルアノフも第一副首相を退いたが、続くミハイル・ミシュスティン内閣でも財務大臣は続投した。

その他

ロシア連邦財務相代行[3]を経て2011年より財務大臣、2018年よりロシア連邦第一副首相を兼任し、第一副首相は2020年1月で退任した。

脚注

  1. ^ (日本語) 財務相代行にアントン・シルアノフ財務次官が任命”. ロシアの声 (2011年9月27日). 2011年9月27日閲覧。
  2. ^ УКАЗ Президента РФ от 02.02.2011 N 127 «О НАГРАЖДЕНИИ ГОСУДАРСТВЕННЫМИ НАГРАДАМИ РОССИЙСКОЙ ФЕДЕРАЦИИ»
  3. ^ Путин назвал замену Кудрину

外部リンク

  • 経歴(ロシア財務省ホームページ内)
公職
先代
イーゴリ・シュワロフ
ロシア連邦第一副首相
2018年5月18日 - 2020年1月21日
次代
アンドレイ・ベロウソフ
先代
アレクセイ・クドリン
財務大臣
第12代:2011年12月16日 -
次代
(現職)



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