アルバ戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 09:39 UTC 版)
神話の全ての版はロームルスが羊飼いとして成長したと伝えている。ある時、弟レムスがアムーリウス王の配下と諍いを起こし、兵士に捕らえられて宮殿に連れ去られる。その過程でロームルスとレムスは自分たちがアムーリウス王の大甥で、幽閉されている先王ヌミトルの孫である事を知る。ロームルスは弟と祖父を助ける為に剣を取り、アムーリウスと敵対する羊飼いらを率いて王宮へと攻め入った。 激しい戦いの末、アムーリウスは双子の兄弟によって討たれ、囚われていたヌミトルは解放された。ヌミトルは二人の孫に王位を継ぐように勧めたが、彼らは祖父が王位に留まるべきだと述べた。ロームルスは母シルウィアに別れを告げると、自らの王国を興すべくレムスと宮殿を後にした。二人の後には双子をアルバ王と認めた貴族や、彼らの武勇を聞いた兵士達が従っていった。
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