アルシド・ドルビニとは? わかりやすく解説

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アルシド・ドルビニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/19 02:20 UTC 版)

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アルシド・ドルビニ
Alcide Dessalines d’Orbigny
生誕 (1802-09-06) 1802年9月6日
フランス共和国ロワール=アトランティック県クエロン
死没 (1857-06-30) 1857年6月30日(54歳没)
研究分野 博物学
研究機関 パリ自然史博物館
プロジェクト:人物伝
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アルシド・ドルビニ(Alcide Charles Victor Marie Dessalines d'Orbigny、1802年9月6日 - 1857年6月30日)はフランス博物学者である。動物学軟体動物学古生物学地質学考古学人類学などの分野に貢献した。

略歴

クエロンロワール=アトランティック県)に生まれた。父親は、船医でアマチュア博物学者であった。博物学に興味を持ち、パリルイ・コルディエ (Pierre Louis Antoine Cordier) とジョルジュ・キュヴィエの弟子となった。終生、キュヴィエの「天変地異説」を擁護し、ジャン=バティスト・ラマルク進化論に反対した。

ドルビニはパリ自然史博物館のために、1826年と1833年に南アフリカを訪れた。ブラジルアルゼンチンなど南アメリカ各地を訪れ、10,000点以上の博物学のコレクションをパリに持ち帰った。旅行記として La Relation du Voyage dans l'Amérique Méridionale を著し、チャールズ・ダーウィンはこの本を19世紀の科学の記念碑的な作品と評した。

1840年、フランスの化石に関する著書、La Paléontologie Française を著した。1894年に 代表的な著作、Prodrome de Paléontologie Stratigraphique を著し、その中で、約18,000のについて著述した。

1853年にパリ自然史博物館の古生物学の教授となった。現在も使われている地質学の年代名を作ったことで知られる。

"La Relation du Voyage dans l'Amérique Méridionale" の図版

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