アルシノエ2世
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アルシノエ2世(Ἀρσινόη, 紀元前316年 - 紀元前270年から紀元前268年)は、プトレマイオス朝エジプトの女王である。リュシマコス王との結婚によりその妻としてトラキア、小アジア、マケドニアの女王となり、後に弟であり夫ともなったプトレマイオス2世とともにエジプトを治めた。その権力は強く、実質的統治者として君臨したことから、クレオパトラやベレニケ4世に並ぶプトレマイオス朝の女傑とも称される[2]。
- ^ クレイトン 1999, p. 269.
- ^ a b c 物應 2006, p. 3.
- ^ “Did female Egyptian pharaoh rule before Cleopatra?”. MSNBC. (2010年12月2日) 2010年12月5日閲覧。
- ^ Billows, Kings and colonists: aspects of Macedonian imperialism, p.110
- ^ a b c Bengtson, Griechische Geschichte von den Anfängen bis in die römische Kaiserzeit, p.569
- ^ Ptolemaic Genealogy: Ptolemy ‘the Son’, Footnotes 9 & 12
- ^ プトレマイオス2世には、プトレマイオス2世ピラデルポスの異名があるが、ギリシャ名のみで正式な名前ではない。
- ^ a b クレイトン 1999, p. 268.
- ^ 波部 2004, p. 143.
- 1 アルシノエ2世とは
- 2 アルシノエ2世の概要
- 3 伝記
- 4 外部リンク
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