アリーナ (バンド)とは? わかりやすく解説

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アリーナ (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/14 15:22 UTC 版)

アリーナ
Arena
アリーナのプロモーション写真(2020年)
基本情報
出身地 イングランド サリー州ヴァージニア・ウォーター
ジャンル プログレッシブ・ロック
ネオ・プログレッシブ・ロック
活動期間 1995年 -
レーベル Verglas Music、Griffin Music、SPV
公式サイト www.arenaband.co.uk
メンバー クライヴ・ノーラン
ミック・ポインター
ジョン・ミッチェル
カイラン・アモス
ダミアン・ウィルソン
旧メンバー キース・モア
ジョン・カーソン
クリフ・オルシ
ジョン・ジョーウィット
ポール・ライトソン
イアン・サーモン
ロブ・ソウデン
ポール・マンズィ
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アリーナArena)は、1995年に結成されたイングランドのネオ・プログレッシブ・ロックの音楽グループである。バンドのスタイルは、シンフォニックからハードロックまで多岐にわたっている。

略歴

アリーナは、ペンドラゴンシャドウランドのキーボード奏者クライヴ・ノーランと、1979年から1983年までマリリオンのオリジナル・ドラマーとして在籍したミック・ポインターによって1995年に結成された。他の創設メンバーは、ギタリストのキース・モア、ボーカリストのジョン・カーソン、ベーシストのクリフ・オルシであった。オルシはバンドに加入した年のうちにジョン・ジョーウィット(IQ)と交代し、カーソンとモアは1996年と1997年にバンドを脱退、それぞれポール・ライトソンとジョン・ミッチェルフロスト*)と交代した。ジョーウィットとライトソンは1998年にバンドを去り、イアン・サーモンとロブ・ソウデンが代わって加入、1998年から2010年までバンドの最も安定したラインナップを形成した。2010年にソウデンに代わってポール・マンズィが加入して、このラインナップは終了した。2011年、ジョーウィットが脱退したサーモンに代わってバンドに復帰し、2014年になってカイラン・アモスに交代した。

バンドの歌詞のほとんどはノーランによって書かれているが、ポインターは最初の2枚のアルバムで「Sirens」や他のトラックに歌詞を提供した。

音楽的には、バンドのスタイルはシンフォニックからハードロックまで多岐にわたっている。バンドの最近のアルバムのいくつかは、ノーランの以前のバンド、シャドウランドに似たサウンドを持っている。

オールミュージックは、彼らを1990年代の群を抜いて優れたネオ・プログレッシブ・ロック・グループの1つと呼んでいた[1]

メンバー

※2021年5月時点

現ラインナップ

  • クライヴ・ノーラン (Clive Nolan) - キーボード、バック・ボーカル (1995年– )
  • ミック・ポインター (Mick Pointer) - ドラム、バック・ボーカル (1995年– )
  • ジョン・ミッチェル (John Mitchell) - ギター (1997年– )
  • カイラン・アモス (Kylan Amos) - ベース (2014年– )
  • ダミアン・ウィルソン (Damian Wilson) - リード・ボーカル (2020年– )

旧メンバー

  • キース・モア (Keith More) - ギター、バック・ボーカル (1995年–1997年)
  • ジョン・カーソン (John Carson) - リード・ボーカル (1995年–1996年)
  • クリフ・オルシ (Cliff Orsi) - ベース (1995年)
  • ジョン・ジョーウィット (John Jowitt) - ベース、バック・ボーカル (1995年–1998年、2011年–2014年)
  • ポール・ライトソン (Paul Wrightson) - リード・ボーカル (1996年–1998年)
  • イアン・サーモン (Ian Salmon) - ベース (1998年–2011年)
  • ロブ・ソウデン (Rob Sowden) - リード・ボーカル (1998年–2010年)
  • ポール・マンズィ (Paul Manzi) - リード・ボーカル (2010年–2020年)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『ソングス・フロム・ザ・ライオンズ・ケイジ』 - Songs from the Lion's Cage (1995年)
  • 『プライド』 - Pride (1996年)
  • 『ザ・ヴィジター』 - The Visitor (1998年)
  • 『インモータル?』 - Immortal? (2000年)
  • 『コンテイジョン』 - Contagion (2003年)
  • 『ペパーズ・ゴースト』 - Pepper's Ghost (2005年)
  • 『ザ・セヴンス・ディグリー・オブ・セパレーション - 7次の隔たり』 - The Seventh Degree of Separation (2011年)
  • The Unquiet Sky (2015年)
  • Double Vision (2018年)
  • The Theory of Molecular Inheritance (2022年)

ライブ・アルバム

  • Welcome to the Stage (1997年)
  • 『ブレックファスト・イン・ピアリッツ』 - Breakfast in Biarritz (2001年)
  • 『ライヴ・アンド・ライフ』 - Live & Life (2004年)
  • 『アリーナ・ライヴ 2011/12』 - Arena: Live (2013年)
  • Arena: XX (2016年)

EP

  • 『ザ・クライ』 - The Cry (1997年)
  • Contagious (2003年)
  • Contagium (2003年)

コンピレーション・アルバム

  • Ten Years On (2006年)

ビデオ/DVD

  • 『コート・イン・ジ・アクト』 - Caught in the Act (2003年) ※ライブ
  • Smoke & Mirrors (2006年) ※ライブ
  • Rapture (2011年) ※ライブ
  • Arena: XX (2016年) ※ライブ
  • Re-Visited (2018年) ※ライブ

脚注

  1. ^ Geoff Orens. “Arena Biography”. Allmusic. 2020年2月7日閲覧。

外部リンク


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