アリーナとコート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 06:16 UTC 版)
アリーナの平面計画の設計で考慮される競技は、一般的にバスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球であるが、これにテニスやハンドボールなども含むことがある。アリーナの面積はコートの寸法の周囲に種目別の一定の安全エリアを加えて設計される。 床 床は適度の弾性があり、十分な強度と耐久性を備え、平滑だが滑りにくく、振動や音を吸収することが基本的要件となる。一般的には鋼製床組上にフローリング材を敷いているものが多い。床には対象競技に応じて数種類のコートラインが引かれ、バレーボールやバドミントンのポールを立てる穴(床金具)が設置されている。 壁 壁も衝撃などへの弾性や強度があり、突起物がなく、吸音性能を備え、開口部に防球対策が施されていることが必要となる。 天井 天井は競技別の安全な高さ(例えばバレーボールであれば12.5m程度)が確保され、音響計画も考慮して形状や材料が選定される。
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