アラメダ・コリドー開通による改善点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/01 05:54 UTC 版)
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以下、開通前と開通後の数値を記述する。 両港湾からロサンゼルス鉄道ターミナルまでの1日あたりの輸送容量が、20〜35本から100本(2020年見込み)に増加 両港湾からロサンゼルス鉄道ターミナルまでの到達時間が、SP(UP)の場合、2時間30分を超える場合もあったものが約45分に減少。BNSFの場合、3〜4時間かかっていたものが30分に減少。 列車の平均速度が5〜20MPHだったものが、30〜40MPHに向上 両港湾でのコンテナ取り扱い数が、800万TEUから2,400万TEU(2020年見込み)に増加 209カ所あった平面交差踏切を全廃 一般交通の遅延が90%減少 鉄道からの排出物が28%減少 鉄道の騒音が90%減少 自動車の交差点でのアイドリング排出が大幅減少 建設で9,000人、専門・技術で1,500人の合計10,500人の雇用効果があった 港湾では70万人が間接効果を受けた なお、ロサンゼルス鉄道ターミナルと両港湾を結ぶアラメダ・コリドー以外の3ルートは、化成品や原材料等の一般貨物を積載した列車が運行されている。アラメダ・コリドーは両港湾局が取得した路線ではあるが、ACTAに無償貸与している形となっている。
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