アメリカの相続税
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 22:21 UTC 版)
アメリカでは相続税は遺産税 Estate Tax(en:Estate tax in the United States)とよばれる。相続税が、相続財産を法定相続人に分け、その後で税金を払うのに対し、遺産税は、相続財産から税金を差し引き、残りを相続人で分ける。 よって、相続税は相続人の数によって控除額が変わるが、遺産税は人数に関係なく一定となる。 年度控除額最高税率2001 $675,000 55% 2002 $100万 50% 2003 $100万 49% 2004 $150万 48% 2005 $150万 47% 2006 $200万 46% 2007 $200万 45% 2008 $200万 45% 2009 $350万 45% 2010 ※相続税廃止 35% 2011 $500万 35% 連邦遺産税の非課税枠(基礎控除)は、2002年には100万ドル、2004年には150万ドル、2006年には200万ドル、2009年には350万ドルと段階的に増額していった。ただし、この非課税遺産枠を十全に利用できるのは、被相続人がアメリカ市民または居住外国人である場合に限る。被相続人が非居住外国人の場合は、6万ドルの非課税遺産枠が適用される。ただし在米資産を持つ日本人の場合は、日米間の贈与税・相続税に関する租税条約により、アメリカ市民および居住者の非課税枠を適用される。
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