アマチュアスポーツと誤審
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:13 UTC 版)
学生スポーツでは誤審や誤審に対する抗議等が公になることはほとんどない。 日本の高校野球では誤審や微妙な判定が勝敗を左右する事もあったが、アマチュアスポーツであることや高野連が推奨する「高校生らしい態度」などが影響し、試合中に誤審に対する抗議等が行われることはほとんどない。 しかし、試合後に高校の関係者らが教育委員会などに抗議を行った結果、誤審が発覚し、高野連が謝罪した例もある。松山対所沢商(2005年選手権埼玉大会)では球審によるカウントミス(四球のはずが四球にならず)を松山高校が指摘するが、審判団の協議の結果判定は覆らず試合を続行。敗戦した松山高校の関係者が教育委員会に異議を申立てたことで再調査が行われ、誤審であるとして埼玉県高野連が再発防止を約束し謝罪した。 2015年の全国高等学校ハンドボール選抜大会では、3月28日に行われた男子準々決勝の法政二対浦添において無効と判定されたはずの浦添のシュートが得点と認められ、法政二が抗議するも覆らず34-33で浦添の勝利で終えた。しかし、30日に誤審を認めたため既に行われていた決勝の北陸対浦和学院を前半で打ち切り両校優勝、準決勝で敗退した2校に法政二も加えた3校を3位とした。
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