アナログ乗算器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/18 14:07 UTC 版)
アナログに乗算を実行する回路で、周波数帯域の変換等に用いられる。 一般的な実装方法は という等式を利用するものである。 基本的な原理は次のものである。 バイポーラトランジスタで となることを利用して、入力信号の対数を得る。 オペアンプで加算する。 1と同様に を利用して2.で得た和の指数を取る(これが2数の積)。 (ただし、アナログ回路なので実際には各ステップは、ほぼ瞬時に進む。) 2の部分を減算に変更すれば、同様の原理で除算も可能。 詳細は「混合器 (ヘテロダイン)」を参照
※この「アナログ乗算器」の解説は、「乗算器」の解説の一部です。
「アナログ乗算器」を含む「乗算器」の記事については、「乗算器」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からアナログ乗算器を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- アナログ乗算器のページへのリンク