アナパキディスカス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/14 13:53 UTC 版)
アナパキディスカス Anapachydiscus |
||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Anapachydiscus wittekindi
|
||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Anapachydiscus Yabe & Shimizu, 1926 |
アナパキディスカス(学名:Anapachydiscus)は、ヨーロッパ、アフリカ、マダガスカル、南インド、ニュージーランド、カリフォルニア、メキシコ、アルゼンチン、南極から発見され、後期白亜紀のサントニアンからマーストリヒチアンにかけ生息し絶滅した頭足綱の属である。アンモナイト目パキディスカス科に属する。
アナパキディスカスの殻はややインボリュート曲線を描き、渦の断面は幅広く、中程度に圧縮されている。初期の渦は滑らかで、中間の渦は直線あるいはわずかに湾曲し、放射状の肋は臍に向かって厚くなった。外側の渦は滑らかな場合もあれば、粗い肋がありユーパキディスカスに類似している場合もある。
発達した肋を持ち螺環自体も厚いアナパキディスカス・ナウマンニ(A. naumanni)や、突起や肋が発達しないアナパキディスカス・スツネリ(A. sutneri)などの種が存在する[1]。
脚注
- ^ 守山容正『採集と見分け方がバッチリわかる アンモナイト図鑑』築地書館、2022年8月5日、145頁。ISBN 978-4-8067-1640-2。
- Treatise on invertebrate Paleontology, Part L, Mollusca 4. Mesozoic Ammonoidea. Geological Society of America and Univ. Kansas Press (1957)
- Anapachydiscus-Paleodb 5/02/11
- アナパキディスカスのページへのリンク