アドミラル・ウシャコフ/キーロフ
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「キーロフ級ミサイル巡洋艦」の記事における「アドミラル・ウシャコフ/キーロフ」の解説
北方艦隊所属。ソ連崩壊後の新艦名は「アドミラル・ウシャコフ」であった。1990年、推進器事故を起こして予備役編入、その後、セヴェロモルスク基地に係留されていたが、1990年代末にセーヴェロドヴィンスク市に回航され、修理を行う予定であったが結局断念。除籍されて、「ピョートル・ヴェリーキイ」の部品取りのためにレイドアップされた。 2004年9月、同艦の解体工事が艦船修理工廠「ズヴェズドーチカ」に4,000万ドルで発注されたと伝えられたが、実際には解体工事に着手されず、誤報であった。「アドミラル・ウシャコフ」の名は、2004年6月、ソヴレメンヌイ級駆逐艦「ベスストラーシュヌイ」に受け継がれた。 2006年4月12日、セーヴェロドヴィンスク市に係留されたままとなっている本艦に元乗組員が集まり、キーロフの海軍旗掲揚25周年を祝うイベントが開催された。同日、キーロフに再びソ連邦海軍旗が掲揚された。キーロフは、元乗組員と慈善基金により、出来る限りの保守作業が行われていたが、2014年6月10日に解体が決定された。
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