アジマス記録方式とは? わかりやすく解説

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アジマス記録方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/27 02:47 UTC 版)

アジマス」の記事における「アジマス記録方式」の解説

この問題点逆に利用したものがアジマス記録方式である。 多チャンネル用に複数磁気ヘッドを持つレコーダーでは、再生時に磁気面に記録したトラックを隣のトラック用磁気ヘッド拾ってしまうクロストークを防ぐため、トラックどうしの間隔開けガードバンド設けていたが、すると磁気面に記録使われない部分残り有効利用ができなくなる。そこで、記録時にアジマス異な2つヘッド磁気面に記録する。すると隣のトラック信号ヘッド角度のずれが大きくアジマスエラーとなって減弱目立ったクロストークとならないため、ガードバンド少なくし (あるいは無くし)ても2つそれぞれの磁気ヘッドが拾う信号の劣化少なくできる。 ベータマックス方式ではこの方法を採用してガードバンド無くして記録面の有効利用図りこれまでの家庭用ビデオ方式よりも飛躍的な高密記録小型化実現した。これによりビデオ録画機器さらなる普及と発展貢献した。なお、VHSでは映像用ヘッドとは別にHiFi音声用に独立したヘッド用意しアジマス映像トラック角度ずらして同じ磁気面に記録する深層記録方式採用している。

※この「アジマス記録方式」の解説は、「アジマス」の解説の一部です。
「アジマス記録方式」を含む「アジマス」の記事については、「アジマス」の概要を参照ください。

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