アクセサとRADツール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 19:11 UTC 版)
「メソッド (計算機科学)」の記事における「アクセサとRADツール」の解説
アクセサが他のメソッドと区別される大きな理由としてRADツールの連携を想定していることにある。多くのRADツールでは、アクセサとして定義されたメソッドを特別扱いし、グラフィカルユーザインタフェース (GUI) のデザイン時にデザイン画面からアクセサの引数を指定できるようになっている。 Javaには元々、get/setの接頭辞を記述するという規則はなかったが、RAD支援ライブラリのJavaBeans (java.beans) がset/getから始まるメソッドを値設定用のメソッドとして特別に扱うため、Beansが登場して以降、Javaのクラスライブラリ全体に渡ってset/getの接頭辞を使用する命名規則が導入された。現在でも初期の名残としてset/getを接頭辞として持たないアクセサメソッドが存在する(String.length()など)。
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