アキヒト属とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アキヒト属の意味・解説 

アキヒト属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 17:58 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
アキヒト属
分類
ドメ
イン
: 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
階級なし : 有頭動物 Craniata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
階級なし : Euteleostomi
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
: 真骨区 Teleostei
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ハゼ亜目 Gobioidei
: ハゼ科 Gobiidae
亜科 : ウズハゼ亜科 Sicydiinae
: アキヒト属 Akihito[1]
学名
Akihito
Watson, Keith & Marquet, 2007[2][3]
タイプ種
アキヒト・バヌアツ
Akihito vanuatu[2][3]

アキヒト属(Akihito)とは、スズキ目ハゼ科に属する魚類の1[1]

概要

アキヒト属は、2007年にRonald E. Watson、Philippe Keith、Gérard Marquetによって記載されたアキヒト・バヌアツ (A. vanuatu) が最初の発見であり、同属のタイプ種になっている[2][3]。Watsonら3人は2008年にも同属の新種、アキヒト・フツナ (A. futuna) を発見している[4][5]

アキヒト属の学名は、ハゼの研究者としても知られている日本の第125代天皇である明仁に対する献名である[3]。「明仁」を得て学名となったのは1992年のプラティゴビオプシス・アキヒト (Platygobiopsis akihito) [6]、および2005年エクシリアス・アキヒト英語版 (Exyrias akihito) [7]に次いで3例目であり、種小名ではなく属名につけられたのは初めてである。

生態

アキヒト属のハゼは、体長が最大でも6.0cmの小さなハゼである。普段は淡水生で、アキヒト・バヌアツはバヌアツ、アキヒト・フツナはウォリス・フツナにある川に生息しており、繁殖の時のみ海に移動する。採集した個体を解剖した結果、昆虫や甲殻類を食べていると考えられている。アキヒト・フツナは個体数が少なく、絶滅が心配されている[2][3][4][5]

一覧

出典

[脚注の使い方]

関連項目

  • プラティゴビオプシス・アキヒト
  • エクシリアス・アキヒト英語版



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アキヒト属」の関連用語

アキヒト属のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アキヒト属のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアキヒト属 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS