赤山蟻
アカヤマアリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 10:26 UTC 版)
アカヤマアリ | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Formica sanguinea Latreille, 1798 |
|||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
アカヤマアリ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Slavemaker ant |
アカヤマアリ(Formica sanguinea)は、アリ科ヤマアリ属のアリ。ヨーロッパ、ロシア、東アジアなどに生息する。日本では北海道、本州中部以北に生息する[1]。
概要
体長6-7mm[2]。胸部や肢は赤く、頭部や腹部は通常黒色[2]。
アカヤマアリは奴隷狩りをすることで知られており、クロヤマアリやヤマクロヤマアリ、ツヤクロヤマアリ、ハヤシクロヤマアリなどを狩り、奴隷として巣に住まわせる[2]。ほとんどの巣で他種のアリと混生しており、単独で巣を作ることは少ない。蟻塚を作ることはほとんどない[3]。
アカヤマアリ亜属の種として初めて融合コロニー(1つのコロニーが多数の巣を形成すること)の存在が確認された[3]。
脚注
- ^ “JAnt: アカヤマアリ (Formica sanguinea)の解説”. ant.miyakyo-u.ac.jp. 2025年6月28日閲覧。
- ^ a b c 園部力雄; 吉村正志; 小野山敬一, アカヤマアリ Formica sanguinea (日本産アリ類データベース) 2011年9月8日閲覧。
- ^ a b 今村伸児(1975)「北海道大学苫小牧地方演習林のアリ相及びアカヤマアリの融合コロニーに関する若干の観察」北海道大學農學部 演習林研究報告 32(1) 93-104
外部リンク
- アカヤマアリ - 日本産アリ類画像データベース
- Formica sanguinea AntWiki
関連項目
- アカヤマアリのページへのリンク