アオハラニシブッポウソウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 鳥類 > ブッポウソウ科 > アオハラニシブッポウソウの意味・解説 

アオハラニシブッポウソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 09:09 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
アオハラニシブッポウソウ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ブッポウソウ目 Coraciiformes
: ブッポウソウ科 Coraciidae
: ニシブッポウソウ属 Coracias
: アオハラニシブッポウソウ C. cyanogaster
学名
Coracias cyanogaster
Cuvier, 1817
和名
アオハラニシブッポウソウ
英名
Blue-bellied Roller

アオハラニシブッポウソウ (青腹西仏法僧、学名Coracias cyanogaster)は、ブッポウソウ目ブッポウソウ科の鳥類。

形態

全長28-30cm、ニシコクマルガラスほどの大きさにもなる鳥である。背部は暗緑色、頭部、首部と胸部は白く、他の部分は青い。種小名cyanogasterは「青い腹」の意で、和名や英名と同義。成鳥の尾には長さ6cmの飾り羽がある。雌雄とも形態は同じで、幼鳥は成鳥よりも地味な色をしている。

体の鮮やかな青色が暗色の背と白い頭部とよく対比し、飾り羽をなびかせ、まっすぐ力強く飛翔する様子はよく目立つ。

生態

マメ科ジャケツイバラ亜科イソベルリニア属の木の多い湿潤なサバナに生息する。留鳥であり、季節に従い短距離を移動する程度で渡りはしない。温暖で木がまばらに生えた開けた土地でよく見られる鳥である。本種は木、杭、電線などの目立つ場所にとまってバッタ等の獲物となる大きな昆虫類が現れるのを待っていることが多い。

求愛行動のディスプレイタゲリと似ており、ころころと方向を頻繁に変えることから英名の「Roller」(転がるもの)がある。巣は木のうろに作る。

鳴き声は耳障りで甲高いガ・ガ・ガ。

分布

アフリカセネガルから北東ザイールにかけての狭い地域で繁殖する。

参考文献

外部リンク





アオハラニシブッポウソウと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アオハラニシブッポウソウ」の関連用語

アオハラニシブッポウソウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アオハラニシブッポウソウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアオハラニシブッポウソウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS