ろうそく時計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 02:05 UTC 版)
Donald Routledge Hill によると、ジャザリーは当時としては非常に洗練されたろうそく時計について記している。Hill はジャザリーのろうそく時計について次のように書いている。 「ろうそくの燃える速度は分かっており、穴を開けた蓋をそれにかぶせ、芯をその穴から出してある。ロウは窪みに集まり、定期的に除去できるので、一定の燃焼を妨げることがない。ろうそくの底には浅い皿があり、その縁にある環が滑車を通して平衡錘につながっている。ろうそくの燃焼に伴って、その錘が一定速度でろうそくを押し上げる。オートマタはろうそくの底の皿の位置に従って動作する。このような洗練されたろうそく時計は他に知られていない」 ジャザリーのろうそく時計にはまた、時を表示する目盛盤があり、世界初のバヨネット式装着機構が使われている。
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