ろう接
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/01 07:38 UTC 版)
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ろう接(鑞接、ろうせつ、brazing and soldering)は、金属を接合する方法である溶着の一種。接合する部材(母材)よりも融点の低い合金であるろう(鑞)を用いて、母材を溶融させずにぬれ現象で接合する手段の総称である。
基本的に溶接と比べ強度は劣るが、異種素材同士の溶接は困難であるため、必要に応じて用いられる。
ろう接に用いられるろう(鑞)には、融点が450℃以上の硬ろう(硬鑞、こうろう)と、450℃未満の軟ろう(軟鑞、なんろう)がある[1]。軟ろうにははんだが用いられる。これにより、ろう接は次の二つに区別される。
関連項目
- ^ “ロウ付けとハンダ付けは何が違うのですか? - トーヨーメタル株式会社(ToyoMetal)”. www.toyometal.net. 2025年2月1日閲覧。
ろう接(ろうせつ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 06:05 UTC 版)
母材より融点の低い金属で接合する方法。ろう付け(融点が450度以上の硬ろう)、はんだ付け(融点が450度以下の軟ろう)貴金属アクセサリーでは部品同士の固定にろう付(ろうづけ)・ろう接(ろうせつ)を用いることが多い。古い技法で、古代エジプトの装飾品などからも見つかる。加熱する方法により、アークろう付、抵抗ろう付、炉内ろう付、トーチろう付などがある。
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