よろこびのうた (漫画)
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『よろこびのうた』は、ウチヤマユージによる日本の漫画。『イブニング』(講談社)の2016年6号(2016年2月23日発売)から15号(同年7月12日発売)まで連載された[1]。全10話。老夫妻が火葬場で心中したという現実の事件である福井火葬場心中事件をモチーフとした作品。限界集落で心中した老夫妻、その事件を追う青年記者、現地の住民たちの物語であり、限界集落における人手不足、耕作放棄、児童虐待、認知症、老老介護といった平成期の日本が抱える社会問題が盛り込まれている[2]。
- ^ a b “よろこびのうた”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2017年7月10日閲覧。
- ^ a b c “社会の影描き話題 大野・火葬場心中題材 漫画「よろこびのうた」老老介護 児童虐待 限界集落 作者「“何か”伝われば」”. 福井新聞 (福井新聞社): p. 23. (2017年1月23日) 2017年7月10日閲覧。
- ^ a b “マンガ大賞2017一次選考作品『よろこびのうた』ウチヤマユージ”. マンガ大賞 (2017年1月). 2017年7月10日閲覧。
- ^ a b c d 井口啓子 (2016年8月22日). “『よろこびのうた』ウチヤマユージ”. このマンガがすごい!. 宝島社. 2017年7月10日閲覧。
- ^ a b c d 小禄卓也 (2017年1月5日). “倫理を超えた先に彼らが行き着いた、やさしい誘拐と殺人『月光』『よろこびのうた』”. HONZ. 2017年7月10日閲覧。
- ^ a b c ウチヤマ 2016, p. 252
- ^ ウチヤマ 2016, pp. 240-242.
- ^ “老夫婦火葬場心中、遺言状送っていた”. 日刊スポーツ新聞 (日刊スポーツ新聞社). (2005年11月10日). オリジナルの2005年11月24日時点におけるアーカイブ。 2017年7月10日閲覧。
- ^ “当会が取材協力をした『よろこびのうた』が単行本になりました” (プレスリリース), 日本葬送文化学会, (2016年9月16日) 2017年7月10日閲覧。
- 1 よろこびのうた (漫画)とは
- 2 よろこびのうた (漫画)の概要
- 3 制作背景
- 4 脚注
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