もったいない運動の先駆け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 01:19 UTC 版)
「もったいない」の記事における「もったいない運動の先駆け」の解説
もったいない運動のさきがけとしては、1936年(昭和11年)10月23日のケルンで開かれた「無駄なくせ闘争(Kampf dem Verderb)」と呼ばれる展示会(展示会の正式名は、「15億をめぐる闘争」)の開会式においてヘルベルト・バッケの演説から始まったドイツの啓蒙運動をあげることができる。バッケの演説は聴衆に食べ物を粗末にしていないかなどと日常生活の反省を促し、日常のもったいなさ精神を強く喚起させるものであった。運動の主役は各家庭のとくに主婦であるとされ、食品の廃物リサイクルなどを推進し一定の成果を挙げた。日本では、1937年(昭和12年)から始まった国民精神総動員運動によって、物資の節約、廃品、金属等の回収・リサイクル、歓楽街のネオンのライトダウンなどの取り組みが行われている。
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