みわだまさこ

デジタル大辞泉

みわた‐まさこ【三輪田真佐子】

読み方：みわたまさこ

［1843〜1927］教育家。京都の生まれ。松山に明倫学舎、東京神田に翠松学舎を設立。明治35年（1902）翠松学舎を発展させ、三輪田高等女学校を創設。

美術人名辞典

三輪田真佐子

読み方：みわだ　まさこ

明治期の女子教育家。三輪田元綱の妻、宇田淵の娘。梁川星巌・同紅蘭に漢学・詩文を、高橋武之に和歌を学ぶ。慶応２年岩倉具視に仕え、明治２年に元綱に嫁した。元綱歿後、師範学校教師を経て東京に出、日本女子大学設立に尽力し、また三輪田女学校を開く。贈従五位。著書に『女子の本文』『女子処世論』等がある。昭和２年（1927）歿、85才。