マーバン油田
【英】: murban oilfield
アブダビのアブダビ市の南西約 100km に位置するバブ(Babu)油田とブハサ(Bu-Hasa)油田とを合わせた呼称。 イラク石油会社(IPC)の子会社「休戦海岸石油開発会社」(PDTC:後のADPC)により、バブ油田は 1953 年に、ブハサ油田は 1962 年に発見された。OPEC の生産制限以来産油量は公表されていないが、1982 年には 272 千 b/d であった。 バブ油田 主要産油層は白亜紀のタママ層ゾーン B に含まれる 7 枚の石灰岩層で、深さは 2,400m 前後。原油比重 45°API、硫黄分 0.62 %。 ブハサ油田 油層はタママ層最上部に相当するシュアイバ層の礁石灰岩で、深さは 2,300m 前後。原油比重 38.5°API、硫黄分 0.7 %。両油田ともに水圧入が行われている。 |

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