まちづくりとの関係性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 04:35 UTC 版)
「Nadegata Instant Party」の記事における「まちづくりとの関係性」の解説
まちづくりとの距離感についてメンバーの中崎は次のように語っている。 まちづくり自体は、僕はあまり興味ない。ナデガタ自体も3人とも興味はなくて、ただいい作品を作るのに興味があって、そこにいろんな人が入ってくる。それがいい作品になることがすごく面白い。(中略)まちづくりという言葉はあまり好きではないけど、僕らが作っている作品はそっち側の受けがよくて、まちづくりの人たちと共犯関係になる。美術的な批評のいい作品を作りつつ、まちづくりという方面からの批評としても機能するのは散々やっているから自覚的であるし、それが中心をぶらさないで関われるんだったら全然積極的にその人たちと協働していくつもりで、まちづくりを捉えている。 この点、吉田隆之大阪市立大学准教授は、コミュニティ形成やまちづくりの文脈で、「STUDIO TUBE」をとりあげている。メンバーの山城大督らが「我々の了解をとらずに、やりたことをやってください」と作品制作のプロセスや結果をも参加者にゆだね、自発性にコミットしたことで、プロジェクト終了後も参加者が活動を継続し、ソーシャルキャピタルの形成等に一定の寄与をしたとする。
※この「まちづくりとの関係性」の解説は、「Nadegata Instant Party」の解説の一部です。
「まちづくりとの関係性」を含む「Nadegata Instant Party」の記事については、「Nadegata Instant Party」の概要を参照ください。
- まちづくりとの関係性のページへのリンク