風評被害
必ずしも事実であるという根拠を伴わないまま世間で取り沙汰されている情報(風評)の煽りを受けて被る害。風評による被害。
風評は、それが事実か否か、根拠ある情報なのか根も葉もない情報に過ぎないのか、といった観点を度外視して、まことしやかに語られる噂である。風評被害を耳にした者は、それを鵜呑みにするとまでは行かなくても、念のため遠ざけておこうといった心理にはなりやすいと言える。結果として風評の対象は経済的な害を被るに至る。
2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で原発事故が発生し、福島県の太平洋沿岸地域や福島県産の作物などは、放射能に関する風評がとかく発生しがちとなっている。
ふうひょう‐ひがい〔フウヒヤウ‐〕【風評被害】
- ふうひょうひがいのページへのリンク