ひっぽろ神事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 09:19 UTC 版)
ひっぽろ神事は、毎年1月2日に開催される、宇気比神社の獅子舞行事。祷屋制によって選ばれた13軒が奉仕する。神事は昼から夜にかけて、獅子舞の披露、宴会、豊年竿の舞、小屋破り、火祭りの順に行い、この間、楽師は一番起こしから九番起こしまでの演奏をし、その笛の音がヒッポロと聞こえるため、ひっぽろ神事と呼ばれる。小屋破り・火祭りは、祭り小屋を破壊し、稲わらなどを燃やし、それを客役(還暦または42歳の厄年の男性が務める)が消すという一連の流れを繰り返す。 本来のひっぽろ神事は、1月1日・4日・5日の3日間開催するものであったが、担い手の減少により1月1日と1月3日の2日間に短縮され、さらに1月2日だけに変更された。
※この「ひっぽろ神事」の解説は、「阿児町立神」の解説の一部です。
「ひっぽろ神事」を含む「阿児町立神」の記事については、「阿児町立神」の概要を参照ください。
- ひっぽろ神事のページへのリンク