東バグダッド油田
【英】: east baghdad oilfield
イラクの首都バグダッドの東方に位置する油田。 国営石油会社 INOC(当時)により 1976 年に発見された。 地質区としてはアラビア卓状地内のメソポタミア盆地(前縁盆地)に属し、油層は下位から上位に向かって白亜紀ズベイル層、ルマイラ 層、カシブ層、タヌマ 層、ハルサ 層のいずれも石灰岩で、深さは 2,000m 前後。究極可採埋蔵量は 117.5 億バレルと報じられたことがある。原油比重は、ズベイル層のものが 33°API であるのを除けばおおむね 20°API 前後の重質油である。本油田についての情報は少なく、現況も不詳である。 (齊藤 隆、2006 年 3 月) |

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