はんぱもの維新
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 22:18 UTC 版)
「問題小説」1973年2月号掲載。 小栗忠順を主人公とし、切れ者小栗の視点で幕末の騒乱期を描く。 「どいつもこいつも、はんぱもの」と混乱の時代に形式を重視する幕閣、海外の情勢も知らず攘夷をわめく連中、勝てる戦なのに戦意を無くしとっとと江戸城を明け渡した徳川慶喜将軍などを小栗はこき下ろす。 その小栗はちょっとしたいたずら心で、レンガを金色に塗り、あちこちに埋めさせたりもしていた。しかし、本物の埋蔵金を江戸城内に隠した後、小栗は見下していた味方の「はんぱもの」たちによって失脚させられ、敵の「はんぱもの」たちによって斬首されてしまうのだった。 「徳川埋蔵金」を参照
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