トリプル‐アクセル【Triple Axel】
トリプルアクセル(とりぷるあくせる)
フィギュア・スケート競技での大技のひとつ
進行方向前向きでジャンプを切り、空中で3回転半したあと、後ろ向きに着地する。5種類ある3回転ジャンプの中でも最も難しい技術。三回転半ジャンプともいう。
トリプルアクセルは、男子のフィギュア・スケートでは標準的な技となっているが、女子の世界ではまだ成功例が少ない。1992年のアルベールビル冬季オリンピックで、伊藤みどり選手はトリプルアクセルを見事に決め、銀メダルに輝いた。オリンピックの舞台では、唯一の成功例だ。
ソルトレーク冬季オリンピックでは、恩田美栄選手がトリプルアクセルの成功を目指している。恩田選手は、2001年12月にカナダで開催されたグランプリ・ファイナルの公式練習中にトリプルアクセルを決めた。恩田選手のトリプルアクセルは、女子シングル後半のフリー(自由演技)で登場する予定。
(2002.02.22更新)
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