とうこつしゅこん‐かんせつ〔タウコツシユコンクワンセツ〕【×橈骨手根関節】
橈骨手根関節
学名:Articulatio radiocarpalis
【英】:Wrist joint
橈骨手根関節は手根関節の主な部分で橈骨下端の手根関節面と関節円板よりよりより関節窩と、近位列の手根骨すなわち舟状骨、月状骨、三角骨の近位面が作る関節頭によって生じた楕円関節。豆状骨および尺骨は関係しない。2軸性の運動を行い、手を尺側に背側にまげ(屈曲・伸展)、また母指側と小指側へまげる(側屈)。そのほか、これらの運動を連続して行う描円運動ができる。屈曲伸展の範囲は約170°である。また小指側への側屈は約40°で、母指側への側屈(約15°)より大きいが、これは関節面の傾きによる。関節包は薄く、関節腔の形には個人差が多く、下橈尺関節、手根間関節、豆状骨関節などの関節腔と連絡することがある。
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