ぜんぶ、フィデルのせいとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ぜんぶ、フィデルのせいの意味・解説 

ぜんぶ、フィデルのせい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/22 03:37 UTC 版)

ぜんぶ、フィデルのせい』(: La Faute à Fidel!: Blame It on Fidel)は、政治的で左翼的な映画づくりで有名なギリシャ出身・フランス映画監督脚本家コスタ=ガヴラスの娘、ジュリー・ガヴラス監督初の長編劇映画・フィクション作品。1968年の五月革命フランコ独裁政権のスペイン、1970年のアジェンデ大統領の就任によるチリ社会主義政権成立などを背景に、主としてパリにおけるフランスの反体制共産主義や社会主義)運動に参加する父親と、人工妊娠中絶の権利を求めるフランスウーマンリブ運動に参加する母親を持った娘の視点から、親との葛藤と自身の成長の過程を描く。題名の「フィデル」は指導者として1959年のキューバ革命で社会主義政権を成立させたキューバ国家元首のフィデル・カストロを指す。


  1. ^ Site d'Arnaud Cathrine, Arnaud Cathrine - Myspace
  2. ^ 有田芳生の『酔醒漫録』「ぜんぶ、フィデルのせい」[1]: 「あの時代は国境を越えて政治が生活のなかに浸透したものだ」(2007年10月6日)
  3. ^ LiberOnWeb - Tutta colpa di Fidel [2][リンク切れ]ISBN 8877384476
  4. ^ CinemaWithoutBorders.com: Julie Gavras Debuts with"Blame It on Fidel" [3]
  5. ^ JANJAN: 「『ぜんぶ、フィデルのせい』 ガヴラス監督らに聞く」[4][リンク切れ](2008年1月14日。執筆: 遠海安)
  6. ^ filmmakermagazine.com: The Director Interviewjanjans [5]
  7. ^ Cinema-Factory.net: 「ジュリー・ガヴラス監督、ニナ・ケルヴェル インタビュー」[6](2008年1月22日更新。文・写真:Maori Matsuura)
  8. ^ NewStatesman.com: The way I see it: Julie Gavras [7], "Her first feature film, ..."
  9. ^ a b dummy[要文献特定詳細情報]
  10. ^ JANJAN: 「『ぜんぶ、フィデルのせい』 激動の時代に『なぜ!?』」[8](2007年12月25日。執筆: 神崎奈緒)
  11. ^ news.livedoor.com: 「名匠の娘のデビュー作「ぜんぶ、フィデルのせい」。監督&主演に聞く」(2008年1月16日)
  12. ^ Mainichi.jp - 映画の評: 「『ぜんぶ、フィデルのせい』 70年代を9歳のアンナの目で見せ追体験」[9][リンク切れ](2008年1月25日。文・イラスト: キョーコ)[リンク切れ]
  13. ^ a b OhmyNews.co.jp: 「9歳の女の子がフィデル・カストロに反旗!?──監督インタビュー」[10][リンク切れ] 監督は「ストーリーは、歴史的な背景に詳しくないと、わからない可能性があります」と問われ「その女の子自身も、背景をどれだけわかっているかというと、ほとんどわかっていないわけです。だからこそ、追体験できるのです」と答えている。また、ニナ・ケルヴィルの選考理由についても触れている(1月21日。執筆: 馬場一哉)。
  14. ^ TimeOut.com: "I don’t think so, because it’s from a book after all." [11] (Author: Trevor Johnston)
  15. ^ a b Mainichi.jp 映画インタビュー: 「『ぜんぶ、フィデルのせい』ガヴラス監督と主演のニナちゃんに聞く]」[12](2008年1月11日。文・写真: りんたいこ)
  16. ^ Comme Au Cinema Blog - 32e Festival du Cinéma Américain de Deauville 2006 アーカイブされたコピー”. 2008年5月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年1月29日閲覧。
  17. ^ CinemaTopics.com - Interview: 「“この作品は知的なエンターテイメントとして捉えてほしい”『ぜんぶ、フィデルのせい』のジュリー・ガヴラス監督&小さなヒロイン、ニナ・ケルヴェル」アーカイブされたコピー”. 2015年12月8日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年1月29日閲覧。(2008年1月29日。記事構成:Miwako NIBE)
  18. ^ afpbb.com: 「<2007サンダンス映画祭> Blame It On Fidel のプレミア開催 - 米国」[13]
  19. ^ RottenTomatoes.com: Sundance Reviews: "Padre Nuestro," "Blame It On Fidel," and "Waitress" All Superb by Jen Yamato on January 28, 2007 [14]
  20. ^ Institute of Contemporary Arts (ICA.org.uk) Blame it on Fidel says "Nominated for the Grand Jury Prize at the Sundance Film Festival" [15]
  21. ^ Festival.Sundance.org - World Dramatic Competition - Film info: BLAME IT ON FIDEL [16]
  22. ^ 特別前売鑑賞券・劇場情報 [17](公式サイト)
  23. ^ 恵比寿ガーデンシネマ: 「水販売」[18][リンク切れ]
  24. ^ CinemaTopics.com: 「映画『ぜんぶ、フィデルのせい』託児システム付上映決定!」[19](2008年1月24日。上期間中、指定日のみ)


「ぜんぶ、フィデルのせい」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ぜんぶ、フィデルのせい」の関連用語

ぜんぶ、フィデルのせいのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ぜんぶ、フィデルのせいのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのぜんぶ、フィデルのせい (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS